リーフレット「書肆山田の本と書肆山田」

書肆山田

リーフレット「書肆山田の本 1970―2021」


  深謝:書肆山田は、1970年に創業者・山田耕一が岡田隆彦詩集『海の翼』を一冊目の刊行書としてはじめ、その後80年の吉岡実詩集『ポール・クレーの食卓』より鈴木一民が引き継いできました。いくつもの出会いに恵まれて、一冊一冊を紡ぐようにして本を作り続けることができました。なくてはならないはずの世界の出現に立ち会えた幸運を思わないではいられません。ここに一文を寄せていただいた方々をはじめ、支えて下さった読者・著者の皆様に深く感謝いたします。
また、多くの現場の方々の協力によっても支えられてきました。書店店頭や印刷製本用紙調達にあたって下さった方々、装幀家の皆様に心より感謝いたします。
なお、文中( )の★印は、2011年版リーフレットよりの再録です。この年には日本が災禍に見舞われました。なかでも活版印刷所は壊滅的な状態に陥り、その後の本造りをめぐる環境は激変しました。けれども、詩と詩集は言葉を繋いできました。世界中が災禍に捲き込まれる2021年、〈詩に向きあうとはどういうことか〉と問いを重ねないではおられず、皆様に執筆をお願いいたしました。

2021.2

  執筆者(登場順)
岡井隆・志村正雄・白石かずこ・入沢康夫・谷川俊太郎・加納光於・馬場駿吉・安藤元雄・木村迪夫・鈴木志郎康・高橋睦郎・清水哲男・吉増剛造・井川博年・藤井貞和・菊地信義・是永駿・八木忠栄・細田傳造・酒井佐忠・笠井叡・高橋順子・池澤夏樹・佐々木幹郎・市川政憲・金石稔・宇野邦一・季村敏夫・大井恒行・野谷文昭・稲川方人・高柳誠・相沢正一郎・前田英樹・野村喜和夫・古田一晴・時里二郎・江代充・石井辰彦・阿部日奈子・中村鐵太郎・糸井茂莉・矢野静明・平田俊子・ぱくきょんみ・須永紀子・山崎佳代子・巻上公一・水原紫苑・小池昌代・浅見洋二・高貝弘也・渡邊十絲子・朝木由香・岬多可子・工藤丈輝・関口涼子・藤原安紀子・奥間埜乃・橋本博人・清都正明
ISBN978-4-86725-008-2 税抜定価200円+送料140円でお送りします。

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