16 今度こそ国際水泳競技場



写真16-1

写真16-1 高見沢電機
 国際水泳競技場(横浜国際プール)については、すでに1度紹介したが、そのときはついつい外から眺めただけで通り過ぎてしまった。しかし、何しろここは近いので、遠くまで行けないときにはよく出かける。今度は、ちゃんとなかまで入ってみることにしよう。
写真16-2

写真16-2 国際水泳競技場の広場
 前回撮り損なった高見沢電機の工場の写真はその後撮ったが(写真16-1)、最近は車が通るこの道ではなく、庚申塚(写真7-1)からサッカー場(写真8-9)の方に抜けて、写真8-15の遊歩道を通ることが多い。あおぞら公園(写真8-10)の手前で左に曲がると、ちょうど写真7-3のところに出る。遠回りだが、散歩の気分としてはこちらの方がよい。
写真16-3

写真16-3 北山田駅からの歩道
 写真7-3の左側の道を通って、メインアリーナの横を通り過ぎると、あれ、こっちの方が正面なのかなと思うような広場に出てくる(写真16-2)。それもそのはずで、いずれ市営地下鉄北山田駅が完成したときには、駅から歩道を通ってここに出てくるようになっているのである(写真16-3)。
写真16-4

写真16-4 サブアリーナのなか
 写真16-2の階段を上がっていくと、建物の方に入っていくことができる。メインアリーナの方は目隠しがしてあってなかを覗けないようになっていたが、サブアリーナは覗ける(写真16-4)。サブアリーナと言っても、ちゃんと電光掲示板もある。去年の国体ではなんでここで競技をしなかったのだろうか。
写真16-5

写真16-5 国際水泳競技場散歩用地図
写真16-6

写真16-6 遊歩道の竹薮
 さて、ここまで書いてきて、この先には行っていないことを思い出した。たとえばメインアリーナのまわりをぐるりと回るようなことをまだしていないのである。私の順路としては、ここでまた広場(写真16-2)の方に戻ってしまう。なぜ、ここに戻るかというと、ここはプールへの入口であると同時に、建物と日吉元石川線の旧道(写真3-11)、およびそこからの脇道(写真7-7)の間に広がる公園の入口でもあるからだ。写真7-13の地図からもわかるように、この公園は建物が建っているところとほぼ同じくらいの面積を持っている。さらには、散歩用の別バージョンの地図さえあちこちに配置されている(写真16-5)。写真16-2の階段よりも左側の「横浜国際プール」の看板の裏あたりから遊歩道があちこちに通っている。この遊歩道を通ると、たとえば田向屋(写真3-12)のすぐ横に下りてきたり、バス通りの方(写真7-6)に出たりすることができる。この遊歩道はなかなかよくできていて、建物から何十メートルも離れていないところでも、写真16-6のような竹薮のなかを通ることができる。ここを歩いていると、プールのそばにいるということさえ忘れてしまうのだ。遠出できないときには、この遊歩道をちょっと散歩してからタバコを買って帰るのである。

参考地図

99/3/12


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