27 新吉田町と早渕



写真27-1

写真27-1 早渕川の近くで見た風景
 久末に行き、山崎橋のあたりの野川にも行ったので、私の地図の「港北ニュータウン」のページでまだ行っていないところは、新吉田町と早渕だけになった。地図を見て、新北川橋から近い正福寺というところと、杉山神社というところを目標に出かけることにした。まず、新北川橋の交差点から第三京浜を潜ってすぐの道を右に曲がって正福寺に行く。そこから南に行けば、杉山神社がある。杉山神社から西に行けば、都筑インターに出る。正福寺は、何とか行けるだろう。問題は、杉山神社である。久末の天照神社(写真25-22)には配水塔(写真25-17)という目印があったが、杉山神社にはないのだ。
写真27-10

写真27-10 正福寺山門
 高田に行ったときに覚えた百石橋交差点と新北川橋を結ぶ道(写真19-30)を歩いて、まずは新北川橋に向かう(写真27-1写真27-2)。新北川橋の交差点から少し新横浜寄りに歩いたところにマクドナルドがあるので、まずそこで腹ごしらえ。考えてみれば、散歩で早渕川の対岸を歩くのは初めてだ。新北川橋の交差点まで戻り(写真27-3)、新吉田町に入って行く(写真27-4)。地図には、第三京浜をくぐったらすぐに右に曲がる道があるように書かれていたが、そのようなものは見当たらない。工場の間の狭いところに階段が1つ見えるだけである(写真27-5)。まさかそれではないだろうと思って1度は通り過ぎたが、ほかに道が見当たらないのでそこまで戻って階段を上ってみた。階段の下の工場地帯とはうって変わって階段の上は田園風景だった(写真27-6写真27-7)。階段から続いて細い道がある(写真27-8)。畑のなかのその道を歩いていると、やがて舗装道にぶつかった。立派な石垣がある(写真27-9)。その石垣が切れたところにまずは正福寺があった(写真27-10写真27-11写真27-12写真27-13)。
写真27-14

写真27-14 新吉田町の田園風景
 正福寺を出てから、先ほどの石垣の道に戻って少し歩いた(写真27-14)。200mほどして分かれ道があったので、右に行った。左に行くと早渕川に戻ってしまうだろう。あとがいけなかった。どこを見ても田園風景で神社がありそうな小山はいくつもあるし、分かれ道もいくつもある。あっちだろうと思って歩いていった方には自動車整備工場があるだけで(このあたり、なぜか整備工場が多く、畑のなかの道でテスト走行していたりする)、それでも石仏(写真27-15)を1つ見れたからいいやと気を取り直してまた元の道に戻ったり(写真27-16)しているうちに、急な下り坂にさしかかった(写真27-17)。道の右側には、蔵のある大きな家があった(写真27-18)。そして、坂を下りたところに思いがけなく杉山神社の鳥居があった(写真27-19)。
写真27-24

写真27-24 新吉田杉山神社の裏の鳥居
 鳥居から階段(写真27-20)を上って本殿に出る。歩いてきた方に戻るような形である。3月末なので、桜が咲いている(写真27-21)。左に末社が2つ。稲荷、天神という名前のほかに、「出世幸福」、「学業成就」という効能も書かれている(写真27-22)。本殿の左側に反対側に下りる階段があった(写真27-23)。そちらにも下りてみる。鳥居があって(写真27-24)、橋のようなものがあった(写真27-25)。舗装道が通っている。この道に来れれば近かったようだ。
写真27-30

写真27-30 第三京浜都筑インター料金所
 来た道を引き返し、本殿から表の階段を下りた。階段を掃除している人がいる(写真27-26)。お参りに来たら雨で階段が汚れていたので掃除しているという風情。何がすいませんだかわからないが、すいませんと言ってすれ違う。鳥居に向かって左側の道に入る(写真27-27)。これは覚えていた通り。畑に菜の花が咲いている(写真27-28)。都筑インターの一部が見えてきたところで舗装道は左に90度曲がった(写真27-29)。ここにも自動車整備工場がある。工場の前を過ぎて少し歩くと、都筑インターの料金所の横に出た(写真27-30)。
写真27-37

写真27-37 都筑インター入口交差点からセンター北、中川を見る
 インターチェンジの車道に沿って歩いて行くと、盲導犬協会の訓練センターというのがあった(写真27-31)。車では何度も通っているが、そういうものがあることには気が付かなかった。第三京浜を渡る歩道橋から保土ヶ谷方面に向かう第三京浜を撮り(写真27-32)、都筑インター入口交差点に出てくる(写真27-33)。歩道橋で新横浜東山田線を渡った。もちろん、両側の風景を撮る(写真27-34写真27-35)。新北川橋方面を見ても、新北川橋交差点(写真27-3)は見えない。しかし、西側を見ると、ニュータウン第1地区の高層建築がよく見えた(写真27-36写真27-37)。これらの建物からは、大棚の丘(写真23-8)よりもはるかに離れている上に、間に大棚の丘もあるのだが、大棚からこのあたりまでの間に大きな障害物がないので見えるのだろう。
写真27-39

写真27-39 早渕の遊歩道(その2)
 新横浜東山田線からは直角に早渕川の方に向かって歩き始めた。300mほど歩くと、ニュータウン規格の遊歩道が見えてきた(写真27-38)。これをずっと歩いていくと、せせらぎ公園や仲町台駅の方に出るのだろう。反対側は、もう完成しているように見えたが、工事中の柵が立っていて歩けない(写真27-39)。ここで前方に小学校が見えた(写真27-40)。横に市営勝田団地(写真27-41)が見えるので、勝田小学校なのだろう。インターのすぐ裏にこれらがあるというのはちょっと意外だった。遊歩道が使えないので、そのそばの車道を歩いた。ここからは、コンフォール城山の丘が見えた(写真27-42)。都筑インターはまだすぐそばにある(写真27-43)。
写真27-51

写真27-51 南山田町の変形交差点
 写真27-43のところで車道は遊歩道から離れていった。ニュータウン区域の早渕の住宅街を歩いていったが(写真27-44)、早渕川の方を見ると、ニュータウン区域外の家々も見えた(写真27-45)。どこをどう歩いたかよくわからないが、早渕川の近くに出てきた。中川中学校が遠景ではなく、地続きに見えるようになった。写真27-46。近くの矢橋(写真27-47)で早渕川を渡った。この道をまっすぐに歩くと(写真27-48写真27-49)、JA横浜北の横を通って、中原街道を渡って中川中学校(写真23-12)に出るが、JA横浜北の手前で右に曲がった。これは、中原街道と並行している道だが(写真27-50)、中原街道より交通量が少ないので歩きやすい。宮の下に出る道となつみかん公園に出る道(写真23-16)が交差するところに出てきた(写真27-51)。宮の下に向かう道を選ぶ。途中で百石橋交差点に抜ける道を覗き(写真27-52)、宮の下交差点(写真27-53)で中原街道を渡って、山田神社(写真2-4)を通って帰った。

参考地図[新吉田町][早渕]

99/4/24


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