公孫樹

駿河昌樹



秋の公孫樹は見飽きない どうしてこうも楽天的な 色彩の定着だろう 秋のこころはさっぱりと焼かれ とんでもない黄色に身を焦がす のっぺらぼうの青空の高みへ 縷々と狼煙をあげる

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エキスパンドブック版  [98/4/6 朗読会]
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