106 折本町、東方町、川向町、小机町(8月16日)



写真106-4  真照寺は真照寺橋から100mほどのところにあったが(写真106-2)、その途中のマンホールにベイブリッジが描いてあった(写真106-1)。丁寧にOSUIとも書かれている。こんなマンホールは初めて見たような気がする。さて、真照寺は、8月16日という日付からすれば当然かもしれないが、墓参りの人が多かった。本堂の前にはテントが張ってあった(写真106-3)。都筑区のHPで知った佐藤惣之助の詩碑は見付からなかったが(ところが写真106-3には写っていた)、句碑があった(写真106-4)。墓参りの人の邪魔になるので早々に境内を出た。真照寺橋の前を通って(写真106-5)、写真105-77で通った十字路まで戻る(写真106-6)。
写真106-13  弥生橋(写真105-70)から歩いてきた道と平行に南側を走る車道を東に向かって歩く(写真106-7)。ここまでのルートは本当に行ったり来たりのジグザグである。ヤナセ横浜工場(写真106-8)の前を通ると、折本交番交差点(写真106-11)に着くが、交差点の手前に稲荷の祠があることに気付いた(写真106-9、写真106-10)。この道を歩いてきたのは、折本交番交差点(写真106-12)の向こう側にある淡島社を見るためだったのだが、思いがけない収穫。もっとも、こちらは淡島社よりははるかに小さい。
写真106-16  折本交番交差点(写真106-14)からは、さっき渡った弥生橋が見える(写真106-13)。交差点で新横浜元石川線を渡るとすぐに折本町の鎮守である淡島社がある(写真106-15、写真106-20)。駐車場もあるのだ。本殿は綺麗に赤く塗られている(写真106-16)。かなり栄えているようだ。ここも社務所が公民館を兼ねている(写真106-18)。ここの末社にも稲荷の祠がある(写真106-18)。針供養の碑というのは、このあたりではあまり見ないものだった(写真106-19)。歩いてきた道をそのまま行くと大熊町交差点(写真69-51)に出るが、今日はそちらには歩いていかない(写真106-21)折本交番交差点(写真106-22)から、新横浜元石川線に出て、第三京浜入口交差点へ(写真106-23)。先ほど見たヤナセの工場の反対側も通る(写真106-24)。
写真106-27  第三京浜入口交差点近くの介一家(写真82-15)で遅い昼食。しっかり家系ラーメンの味だった。食べてからすぐにまた歩く。江川(写真106-25)に沿って歩く。川向境橋(写真106-26)の近くには、西濃運輸の基地がある(写真106-27)。以前、ヤマト運輸の車がどこから来るのかはわかったが、西濃や佐川はわからないと書いたことがあったが(写真8-4)、西濃はわかったわけである。江川は、3月(82回)に歩いた緑産業道路と平行に流れている。北の方には、緑産業道路の交差点がときどき見える(写真106-28)。しかし、ちょっと離れているだけで、車の多い産業道路からは想像できないほど静かな道になっている(写真106-29)。
写真106-34  東方町第2公園の手前で左に曲がる(写真106-30)。右に曲がれば(写真106-31)、東方町交差点につながっている。つまり、写真106-6の道をまっすぐに歩いてくれば、ここに出ていたはずである。道の右側は、公園を過ぎると山崎製パンの工場である(写真106-32)。小さな交差点(写真106-33)で工場も終わり。左は、鶴見川を渡る第三京浜から新横浜にかけて、間に何もなくてよく見渡せる(写真106-34)。この交差点はまっすぐ過ぎると、右側に山崎製パンの社員寮、ついで遊水池がある(写真106-35)。左側に川向町の鎮守の稲荷社の屋根が見えるが(写真106-36)、入口は反対側である。
写真106-45  この細い道は、横浜上麻生線にぶつかって終点となる。すぐ左に新川向橋交差点(写真106-37)。反対側(写真106-38)は梅田橋交差点(写真82-29)につながっているはずだが、カーブがあるのでそこまでは見えない。新川向橋交差点で左側に入ると、稲荷社の入口がある(写真106-39、写真106-45)。末社も稲荷(写真106-40)である。本殿(写真106-41)はきれいに塗られており、よく手入れされていることがわかる。本殿から入口を見ると(写真106-42)、この神社が鶴見川からすぐのところにあることが感じられる。入口近くまで戻ってきて、参道の右側に建っていた家が寺だということがわかった(写真106-43)。確かに、仏教系の石造物が並んでいる(写真106-44)。境内から出てきて東側を見ると、感じのいい木が並んでいる(写真106-47)。何か霊的なものが感じられたが、庚申塚のようなものは置かれていないようだった。
写真106-53  新川向橋交差点まで戻り(写真106-46)、いよいよ橋を渡る(写真106-48)。この橋は、都筑区側から港北区側に向かって上り坂が続くという変わった造りになっている。川の向こう側のマンションは、川向町からもよく見えたものだ(写真106-49)。川の上流を見ると、すでに西日の時間帯である(写真106-50)。反対側は、川沿いにJR横浜線が走っている(写真106-51)。間に高い建物がないので、新羽の資生堂研究所まで見渡せる(写真106-52)。後ろを振り返ると(写真106-53)、都筑工場の煙突が見えた。
写真106-62  橋を渡ると、港北区小机町である。アパートの奥に緑の目立つところがあったが(写真106-54)、それは小机町の鎮守、住吉神社の杜だった。最初の交差点は小机新道(写真106-55)。その先のマンションの駐車場からは、もうはっきりと住吉神社の建物が見えた(写真106-56)。しかし、入口はそこから200mほども離れたところにある(写真106-57)。後戻りするような形で参道を歩く(写真106-58)。団地の横の公園で遊んでいる子は1人だけだった(写真106-59)。鳥居から先は、参道も木陰になっている(写真106-60)。本殿(写真106-61)の向こう側は崖になっているようだ。狛犬(写真106-62、写真106-63)が立派で感心する。しかし、口があいたのと閉じたのとがいるのは、寺の仁王と同じではないかということに気付く。狛は高麗に通じるし、外国の影響があるのかななどと考える。末社のうち、2つは稲荷(写真106-64)。本堂の右側に民家のような社務所がある(写真106-65)。同じ参道を通って横浜上麻生線に戻る(写真106-66)。
写真106-67  戻ってすぐ、横浜上麻生線は下り坂になり(写真106-67)、谷底に泉谷寺交差点(写真106-68、写真106-69)がある。横浜線に沿って鶴見川の南側を通るには、この交差点からの道を通らなければならない。この交差点を曲がれば、泉谷寺という寺にも行けるところだが、少し疲れてきたので、今回は素通りする。坂を上り始めるとすぐ、泉谷寺東交差点(写真106-70)。ここで左に曲がると(写真106-71)、新の付かない川向橋に出る。つまり、横浜上麻生線の旧道ということ。坂の頂上は第三京浜のガード下(写真106-72)で、そこからまた下り坂になる(写真106-73)。第三京浜を潜り抜けたあたりから、小机の町内という感じになる(写真106-74)。小机町郵便局(写真106-76)とJAの支店がある小机辻交差点(写真106-75)で左に曲がる。細い道だが、この先に金剛寺という寺がある。道の途中に、宿根会館という町内会館があった(写真106-77)。(続く)。

参考地図[淡島社][新川向橋]

00/12/11


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