順調な日曜日



今、日曜日になったばかり。 この分だと、一週間後には順調に、 日曜日がやってくるだろう。 そのときにはもう、 今年の九月は終わっていて、 当分九月のことは考えなくて済むのだ。 今度は十月のことを考えなければならないけど。 こうやって、残りはちょっとずつ短くなっていく。 涎はちょっとずつ長くなっていく。 なんて順調なんだろう。 涎は白いのだ。


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鈴木志郎康氏評
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