Longtail: 詩関連リンク集

詩関連リンク集



このリンク集は、私が見つけた詩と関連する(あるいは詩を読み書きする上で役に立つ)サイトを私なりに紹介したものです。おおよそ、日本の個人、日本の雑誌、日本の書店/出版社、海外という順番になっていますが、基本的に順不同です。

浪速の詩人工房
『列島』の井上俊夫さんのホームページ。『従軍慰安婦だったあなたへ』(1993年かもがわ出版)全篇、新作詩7篇、エッセー6篇から構成されている。戦争体験を伝えるホームページとしてNHKの手話ニュースでも話題になった。体験していなければ書けない作品だと思う。
詩と音楽の出会い 高野喜久雄
『荒地』の高野喜久雄さんのホームページ。高野さんが合唱曲や典礼聖歌など、曲の付いた詩に力を入れられていることをこのページで初めて知った。しかし、T.S.Eliotに捧げた詩もあるし、未刊の長篇詩集もある。高野さんの詩業だけではなく、運動としての『荒地』とはどういうものだったのかを考えさせられるページだと思う。
Shiroyasu's Homepage
鈴木志郎康さんのホームページ。鈴木さんの詩作品、魚眼レンズ写真。96/4/14日経掲載のエッセイ「インターネットと詩人」、IMAGE FORUM FESTIVAL 1996参加の新作映画「歩いて」の紹介など盛りだくさん。9月に始まった曲腰徒歩新聞は、画像の付いた日記。
shimirin's Homepage
清水鱗造さんのホームページ。95年刊行の詩作品「毒草」、84年刊行の詩集「白蟻電車」(HTMLとWindowsヘルプ)、92年、93年の「週刊読書人」詩時評、書評、週刊詩、連続エッセイなどが掲載されている。昧爽社、Booby Trapのコンセプトも書かれている。週刊詩、白蟻電車HTML版、連続エッセイは、OLBCKを使って作られている(ありがとうございます)。
うろこ通信
清水鱗造さんのセカンドページ。Nifty-SERVE FCVERSEのSHIMIRINS ROOMと連携している。
HAIKU・清水哲男『増殖する俳句歳時記』
清水哲男さんのページ。2006年6月30日まで毎日1句ずつ増えて消滅する歳時記。1句ごとに清水さんを初めとする選者の短文が付く。この対話に詩があり、また明日見に来ようという気持ちにさせる。97年11月より、検索ページで過去のすべての句を見ることができるようになった。98年1月からは、エキスパンドブック版も公開されている。
詩の電子図書室・清水哲男の書棚
鈴木志郎康さんがスタートさせた「詩の電子図書室」の第1弾は、清水哲男さんの『スピーチ・バルーン』。原著は絶版になっているが、このような形で復活できるのも、インターネットの可能性の1つだと思う。なお、このテキストは、思潮社現代詩文庫の『清水哲男詩集』にも収録されている。また、渡辺洋さんによる解題もある。
詩の電子図書室・辻征夫の書棚
このページも鈴木志郎康さんの「詩の電子図書室」シリーズ。詩集『ボートを漕ぐおばさんの肖像』が全篇掲載されている。原著のイラスト(一部は動画GIF)も入っている。渡辺洋さんによる解題もある。
詩の電子図書室・八木忠栄の書棚
鈴木志郎康さんの「詩の電子図書室」シリーズ。1972年の詩集『にぎやかな街へ』が全篇掲載されている。また、ページ制作者によって、72年当時の雰囲気を伝える写真集も挿入されている。渡辺洋さんによる解題もある。
詩の電子図書室・小長谷清実・宮園洋の書棚
鈴木志郎康さんの「詩の電子図書室」シリーズ。1991年の詩画集『東京、あっちこっち』が全篇掲載されている。詩も絵もすばらしいが、この本に限っては、絵がこれだけきれいに見れるWebという媒体がうれしく感じられる。渡辺洋さんによる解題もある。
Keiji Nakada's poetry
中田敬二さんのホームページ。「原作品の選択は訳者がする。また、翻訳そのものに原作者は一切口を出さない」というルールのもとに、中田さんの原作品とジェームス・ケティングさんの英訳、アダ・ドナーティさんの伊訳、ドナーティさんの原作品と中田さんの和訳、ケティングさんの英訳が掲載されている。また中田さんのオーロラなどの写真もある。
"rain tree"POETRY MAGAZINE
関富士子さんのホームページ/個人誌。関さんは、Booby Trap誌の寄稿者でもある。第1号(97/9/1)は、作品2篇とエッセイと連載が1本。
Kanji's poetical works
園下勘治さんのホームページがここにあったのだが、今はない。
山本育夫事務所
山本育夫さんのホームページ。美術品観察学会の案内と会報。詩誌「博物誌」もインターネット上で再開。表紙が一新されてカッコよくなった。
F451
渡辺洋さんのホームページ。華氏451度は、本のページに火がつき燃え上がる温度。かっこいい。ホームページは何度で燃え上がるのだろうか? ライブラリのコーナーのアンソロジーは、特に読み応えがある。今のところ部屋4まであるが、部屋数がさらに増えていくのを期待したい。
すみれ文庫
すみれ文庫は、上記渡辺洋さんのサイトの一部で、ボイジャー社のエキスパンドブック形式で読める電子テキストを提供している。第3回配本までに、清水哲男、伊藤聚、江代充、鈴木志郎康、材木谷敦詩集、清水哲男、鈴木志郎康エッセイ集が完成している。
青空文庫
富田倫生、野口英司、長谷川集平、八巻美恵、らんむろ・さてぃ、LUNA CATさんが呼び掛け人となって、電子本の図書館を目指している。詩の関係では、上記「すみれ文庫」に入っている鈴木志郎康詩集、清水哲男詩集のほか、立原道造詩集、藤井貞和詩集などがある。
SASAKI Homepage(J)
佐々木敏光さんのホームページ。ヴィヨンと俳句の2大コーナーから構成されている。ヴィヨンの部には原詩と佐々木さんの翻訳、俳句のコーナーは佐々木さんの句のほか、芭蕉、蕪村、現代俳句集が含まれており、充実している。最近プロフィールのなかに登場した佐々木さんの30年前の作品がなかなかよいです。
分別の盛り場
奥村真さんの詩がどっさり掲載されている。「教養のない我が世代にとって、現代詩は近況を報告するのにかっこうの手段だった。先日、店先でなにげなく開いた現代詩で名前をみつけたと言って四半世紀前の友人が訪ねてきたが、久しぶりに語ってみるとやはりお互い相変わらず教養がなかった。」 こういうの好きだな。
東京上機嫌
田代俊基さんのページ。いわゆる詩と呼ばれているものと呼ばれていないものの境界を見ている人なんじゃないかと私は思いました。
MOTEN'S HOME PAGE
西八王子のアルカディアで朗読会を精力的に開いている天野茂典さんのホームページ。70年代詩シリーズとして掲載されている作品は、“路上派”という言葉があった時代を思い出させる。しかし、彼の作品は、ライブで聞くのが一番(というより、ライブで天野さんという存在に触れるのが一番)、ということで、ライブの日程も掲載されている。
K.KUSUNOKI HOMEPAGE
楠かつのりさんのホームページ。楠さんのプロフィール、詩集「ペーパービデオ・インスタレーション」のテキストなど。谷川俊太郎さんの詩も追加された。
堀剛の詩とテツガクのページ Ascendant
詩集「長崎から尚遠く」抜粋、詩集「ジャック・きみに」全篇、個人誌Ascendant 1〜7号、「詩と信仰についての私的ノート」など。こまめに更新されている。私の『イギリス観光旅行』の書評もある(ありがとうございます)。
Shinji's Site
渡辺信二さんのサイト。『不実な言葉/まことの言葉』は印象に残る詩集だったが、最近、『まりぃのための悲歌』と英文詩集の“Spell of a Bird, Poems”が公開された。電話を一度切ってゆっくり読みたい作品。そのほか、電話をつないだままでも充分読める程度の短い論文、エッセイがいくつもある。
jaja
jajaさんのハイパーポエムページ。お題となっている詩にコメントや絵を追加していく。ただし、投稿はボツになることもある。機械的に追加されるのではなく、人間が介在するところが、ネットワークの面白さというものでしょう。既刊詩集『ボール箱に砂場』の一部も掲載された。
BOOKs bar 4-kama
四釜裕子さんのページ。作品中の単語からその単語に関連したページにジャンプできるようになっている点で、上記jajaさんのページと少し似ている。装幀について詳しく書かれた本のページも、美しく面白い。ホームページ作品として成功していると思います。
やいとのサイト
高岡淳四さんのサイト。詩集『おやじは山を下れるか?』インターネット評価版、今週の詩、今日の川柳。高名康文(本名)さんとしてのフランス滞在日記、阪神タイガース応援ページなどもある。たいがあの絵はかわいいですが、97年は横浜がいただきます。
静止球体
榎本恭子さんのページ。第一詩集『静止球体』の抜粋(いい詩です)を読むと、その先にかわいい絵と音楽が待っている(さらにその先にはおまけが)。詩人のページとしては私が知る限り初めてのpdf形式のファイルもアップロードされており、これはなかなか美しく表示される。
Poetical Void
麻生秀顕さんのページ。詩集『部屋』(第十回福田正夫賞)全篇のほか、詩集感想、詩誌感想など。感想文を見ていると、すごく勉強しているんだなぁと感心してしまう。詩集のなかでは、「今夜はポークソテー」というさらっと書かれた作品が印象に残った。
Dingo Imperial
淵上熊太郎さんの詩集「パーフェクト・パラダイス」が収録されている。Netscape ver.1用のページでは縦書き表示、ver.2用ページではフレームを使って美しくプレゼンテーションしている。
筏丸けいこ自選アンソロジー
藤縄善朗さんのサイトの一部。5つの作品と英訳付きの「あかいパラソルをさしたフランケンシュタイン」など。藤縄さんのサイトには、中上健次、梅原猛との対論インターネットと表現の自由についてを始めとしてほかにも注目すべきページが多数ある。
川端隆之作品集
名前の通り。川端さんのプロフィールのほか、『現代詩手帖』連載のリミックス詩篇、『MIXED MEDIA』、『附録 絵芝居版』、『現代文』(入試ではここが狙われる!)が掲載されている。
夏際敏生日記
夏際敏生さんが97年1月から書いている日記。清水鱗造氏の解題が付いている。文句なしにすごいテキストだと思う。書くということは要するに業なのである。ぜひ多くの方に読んでいただきたい。Part 2もある。夏際さんは97年5月7日に惜しくも亡くなられた。
リンクの夜
山田有二さんのホームページ。フレーム機能を使えるブラウザ専用。とてもかっこいいページ。山田さんのさまざまな創作物を見聞きできる。
僕を取り囲む私を観察した不定期日記で自分は誰?
小原聖健さんの日記形式のページ。車に挽かれた猫というイメージでこれだけの量をこれだけのペースで書けるというのはすごいことだ。nano-Rayさんに教えてもらった。
詩集・共生浄土
山内宥厳さんの詩集。山内さんは、奈良県桜井市の東光寺から、電脳同人誌・VOWを発信している。
突然の居眠り
濱條智里詩集『突然の居眠り』抄。目で見る詩はインターネット向きかも。
アトリエ・エルスール
「詩人・野村喜和夫とプロデューサー・野村眞里子が発信する「舞踊(ダンス)」と「詩(ポエジー)」のためのページ」。97年3月の「ダンス/ポエジー」レポート、野村喜和夫ブック、CDガイドなど。
Amamiya's Homepage
雨宮孝幸さんのホームページ。50篇の自作詩とオーストリアの詩人、トラークルの2つの詩集(ドイツ語)などから構成されている。
日本文学電子テキストリンク集
福井大学の岡島昭浩さんによる日本文学関連の電子テキストへの大リンク集。詩に関連したものだけでも、記紀歌謡、万葉集、二十一代集から与謝野晶子、中原中也、宮澤賢治まで、さまざまな電子テキストが作られていることがわかる。
吉本隆明著作刊行リスト
富山大学付属図書館の吉田恵吉さんが作られている1991年以降の吉本隆明著作リスト。見出しの欄によって本の内容がわかるところがよい。それにしても毎年すごい分量だなと驚いてしまう。
書誌の試み
上越教育大学附属図書館の鈴木俊明さんによる、桶谷秀昭、島尾敏雄、埴谷雄高、古井由吉、吉本隆明の書誌。非常に詳細。
詩を読もう
川端秀人さんのページ。毎月、詩を1つずつ取り上げ、コメントを付けていく。同じ時期に同じ詩を読んだ今まで未知だった人が確かにいるんだなぁと感じる。
吉岡実の世界
Akira "Kevin" Koyasuさんの吉岡実ページ。こういうふうに読んでもらえたら、詩人はうれしいだろうなぁと感じた。カクテル、絵本作家James Youngなどを取り上げたKoyasuさんのほかのページも楽しい。
Cyber Poetry Magazine O2X
鈴木志郎康、中上哲夫、淵上熊太郎、宮野一世、Arthur Binard、片岡直子さんらの詩が読める。インターレースGIFの縦書き表示はなかなか美しい。「なまもの」の写真もある。
象形文字ホームページ
同人誌「象形文字」のホームページ。谷内修三(詩、文芸批評)、山下晴代(小説、映画批評)、萩原健次郎(詩、音楽批評)さんの作品が読める。ほぼ毎週更新されているということである。谷内さんの『イギリス観光旅行』評も掲載されている(ありがとうございます)。
kisaki treckers
田中庸介、高岡淳四、澤尚幸さんらが執筆する“kisaki treckers”のホームページ。「詩人の香りのする」山登りの雑誌。同誌がすべて掲載されている(最新号は97/7)。グラフィクスを使っていないのにキレイなホームページ。
詩の電子図書室・『Intrigue』の書棚
恩地妃呂子、奥野雅子、川本真知子さんの詩誌『Intrigue』のページ。第1、2号が掲載されている。鈴木志郎康さんの詩の電子図書室シリーズの1つ。渡辺洋さんの別館には、3人のメンバーの自己紹介と読者へのメッセージが含まれている。
SOUCAINA
小林弘明、荒木悠之、塚田高行さんらの詩誌『SOUCAINA』のホームページ。第7号と第8号(96/12/7)が掲載されている。
Poetry Magazine KAISEI HomePege
小熊昭広さんと中村正秋さんの詩誌「回生」のホームページ。97年2月に大幅に更新され、最新の「れ」号が掲載されたほか、バックナンバーもいくつか掲載されている。
セルヴォ
早川泰栄さんが発行している雑誌。8号から11号が掲載されている。執筆者は早川さんのほか、古瀬麻美子、竹浪明、清水昶、中上哲夫、中村淳一、有働薫さんほか。
ビィ玉泥棒
龍谷大学文芸部OBの同人誌。飯島寿光、佐々木浩さんほか。佐々木さんの第一詩集『象が死んだら』の新聞書評も掲載されている。
ミニコミネット
群馬県内の同人誌が多数入っている。
書肆山田
書肆山田のホームページ。品切本を含むほぼすべての刊行書籍のタイトル、著者、製作者、サイズ、価格、目次、コメント、表紙イメージが見れる。著者名、タイトル、刊行年月などによる検索も可能。
出版社7社の営業BOOKENDのページ
五柳書院、書肆山田、ふらんす堂、国文社、深夜叢書社、七月堂、水声社の出版7社の営業を代行しているBOOKENDのホームページ。各社の新刊情報がどこよりも早く入手できる。
FABLE
七月堂内山昭一さんのホームページ。1996/8/6に一新された。七月堂出版目録、川口晴美アンソロジー、瀬沼孝彰「夢の家」、英訳川柳などが掲載されている。守護霊リマの文章からは、七月堂という会社の雰囲気がよく伝わってくる。
Welcome to FURANSU-DO
詩集、句集の出版社、ふらんす堂のページ。図書目録と同社刊行の今井義行『永遠』、金井雄二『外野席』の一部、“藺草慶子が選ぶ「恋の句・愛の句」”のコーナーがある。月2回開催されている句会の案内もある。
midnight press
詩の新聞、midnight pressのホームページ。9月12日、13日に開催される「詩 loves you, 1997」も終わってしまって、今はお休み状態。
mahoroba
富沢智さんが開店を目指している店、mahorobaは、お茶を飲みながら詩集、詩誌を読める店ということらしい。現代詩資料室に寄贈された詩集、詩誌のリストがある。
縦書きほーむぺーじ
外国文学専門の古書店、古書・古群洞さんの<TABLE>タグを使った縦書きホームページの試み。Macでは美しく表示されるが、Windowsでは少し厳しいのが残念(両システムの縦書きへのアプローチは根本的に異なるのである)。新興俳句の世界として、富澤赤黄男、三橋俊雄らを紹介している。
日本現代詩歌文学館
詩歌文学館賞というのがあることは知っていたが、岩手の北上市に日本現代詩歌文学館という建物があることは知らなかった。その詩歌文学館賞の歴代受賞者、受賞作と文学館そのものの展示、資料紹介が含まれている。
詩のまち 前橋めぐり
こちらは前橋市が開設しているホームページ。萩原朔太郎賞の歴代受賞者と朔太郎をはじめとする前橋ゆかりの詩人の紹介、前橋文学館の紹介など。
中原中也記念館
山口市が開設しているホームページ。蔵書、資料目録は、中也研究者にとっては便利だろう。
室生犀星
金沢市が開設しているホームページ。室生犀星散策コースというページもある。
北原白秋
柳川観光案内の一部。白秋生家と記念館の写真がある。柳川ってどじょうだと思っていたんだけど、うなぎが名物なんですね。隣接ページで柳川なべとうなぎの蒲焼きの写真を見ることができます。
イーハトーブからの発信
NTT出版『日本再発見』の第7回。入沢康夫氏による宮澤賢治についてのエッセイ。イーハトーブからの発信〜宮沢賢治の心象中にあった理想世界〜。
堀辰男記念館
ここ(実物の方)は行ったことがあります。すぐ裏にバイパスが通っていてけっこううるさいのだ。「三井不動産の中軽井沢別荘地」の一角にあるページ。
永瀬清子の世界
岡山県熊山町のホームページ。熊山町は永瀬清子の生誕地で、特別編集の詩集も作っている。作品「あけがたにくる人よ」の朗読データもあり。
RedFrog - Poems from the planet Earth
文字通り世界のアンソロジーを作っているノルウェイのサイト。ここに当然含まれるべきだという詩人を読者が登録できる。日本の詩人はいないようですが、どなたか登録しませんか?
European Literature - Electronic Texts
ヨーロッパ各国語の電子テキストへのリンク集。
Winners of the Nobel Prize in Literature
ノーベル文学賞を取った人々のオンライン情報を集めてある。
Online Literature References
詩関連のリンクも大量に入っている。
The Paris Review
アメリカの代表的な文学雑誌。バックナンバーも用意されている。
The English Server at CMU (Poetry)
カーネギーメロン大学のEnglish Server。このリンクは詩のインデックスページに飛ぶが、ほかのジャンルの電子テキストも無数にある(英訳マルクス・エンゲルス全集など)
Electronic Poetry Center(EPC)
バッファロー大学。アメリカ、イギリスの小出版、同人誌などに対するリンクを集めている
Columbia University: Project Bartleby
コロンビア大学。HTML版のT.S.エリオット、イェーツ、スタイン、ディキンソン、キーツ、ワーズワース、ワイルド、ホイットマン、サンドバーグ、ワイルドなどの詩集がある
British Poetry 1780-1910: a Hypertext Archive of Scholarly Editions
バージニア大学。これまた膨大なるテキストアーカイブ。「スナーク狩り」はイラスト付き
Alphabetic list of Gutenberg Literature
電子テキストを蓄積しているGutenbergプロジェクトの目次。さまざまな古典のテキストが含まれているが、このプロジェクトは、編集担当者が採用された直後に中止になったようで、データもそのうちなくなってしまうかもしれない(本当になくなったようだ)。転職を余儀なくされた担当者の履歴書も、見れなくなっている(最近また復活したようである)。
Ogura Hyakunin Isshu
バージニア大学のアーカイブに含まれている小倉百人一首。日本語に英語の対訳つき。
English 88, Modern and Contemporary American Poetry
ペンシルバニア大学Al Filreis教授のホームページ。授業に関連して、アメリカの現代詩を広く紹介している。リンクも充実している。
Shakespeare Homepage
HTML版シェークスピア全集。
The William Blake Page
The Marriage of Heaven and Hell"Songs of Innocence""Songs of Experience"の全プレートなど。
William Blake
"Songs of Innocence"、"Songs of Experience"(ともに抜粋ながら、コメント付き)、"The Marriage of Heaven and Hell"抜粋、"The Book of Thel"(コメント付き)、絵が数枚と、ブレイクの時代背景の説明。
The Irish Poetry Page
ドイツのケルン大学。イェーツ、ベケット、ワイルドなど、アイルランド出身詩人の作品。
The Samuel Beckett Homepage
ベケットに捧げられたページ。書誌情報、ベケット関連のリンクも充実している。
Ezra Loomis Pound
エズラパウンド関連のリンクで埋め尽くされたページ。リンクのなかには死んでいるものも多い。
The Poetry of Allen Ginsberg
以前はギンズバーグ "HOWL and other poems"が見れたが、今は消えたようである
HaperAudio!
HarperCollins社の朗読データサーバ。エリオット自身による"The Waste Land"の朗読、やはり本人によるディラン・トーマスの朗読などが含まれている。
B.A.W.P.: Best-quality Audio Web Poems
MPEG、AU形式の朗読データを蓄積している。
Delmore Schwartz
仕事に退屈して鮎川信夫の詩集を読んでいたら、「必敗者」に行き当たった。昔からこの詩は好きだった。鮎川はこの詩でDelmore Schwartzと彼の短篇に出てくるコーネリアスに自分を重ねつつ、コーネリアスには口誦さむべき14世紀スコットランドの詩があるのに対し、自分には口誦さむべき一篇の詩がなくてどこまで行けるのかと言っている。さて、この詩に出てくるSchwartzは、忘れ去られた人として描かれていて、私などは最初から知らなかったのだが、ためしにHOTBOTで調べてみたところ、527件あった。もっとも、同じもののミラーも多いので(Poetry Wallっつーのは何なんだ?)、実質は少ない。Biography.comには略伝記がある。Webdesk.com Quotationsには、Schwartzからの引用句がある。その他、Delmore Schwartz Memorial Poetry Awardという賞があり、本も出ているようだ。そして、Find-A-Grave by Location: New Jerseyには彼の墓がCeder Park Cemestryにあることが書かれている。あまり忘れ去られた存在でもないようだ。口誦さむべき一篇の詩がある国とない国の違いだろうか?
ATHENA: FRENCH LITERATURE; Pierre Perroud
フランス文学の電子テキスト一覧
Club des Poe`tes
フランス語詩(poesie francophone)を包括的に扱っているページ。日本にもこういうのがほしい。
Poesie Francaise
フランス詩の古典(19世紀まで)をかなり大量に集めているページ。ボードレール72編、ランボー58編、マラルメ32編など。ランダムに詩を選んで表示することができるほか、RealAudioで朗読も聞ける。
The Surrealism Server
シュールレアリズムサーバ。画像データ、作品へのリンクが充実している。
The universe (which others call library)
主としてシュールレアリズムの作家たちの略歴、英訳文献をまとめている。
J A R R Y
アルフレッド・ジャリを紹介する英文ページ。
Comte de Lautreamont - Isidore Duacasse - Complete Works
作業中だが、ロートレアモン全集を目指している。
Robert Desnos
デスノスのかなりの作品、書誌、伝記、アルトー、ブルトン、ツァラらのデスノス評などから構成されている本格的なページ。
ABU Bibliotheque
電子テキストの蓄積を目的とした非営利団体。Chanson de Rolandなど。
Un peu de poe'sie franc,aise et quelques extraits de textes...
ボードレール、ヴェルレーヌ、アラゴンなどの作品の電子テキストを蓄積している。Merciというページからは、フランス語詩のさまざまなページにジャンプできる。
La page Oulipo
佐々木敏光さんに教えていただいたURL。レーモン・クノー、マルセル・デュシャンなどがはじめた詩的言語の実験工房とのこと。フランス語。
La mort de Marguerite Duras
TV局のFrance 3によるマルグリット・デュラスの死亡記事(特別番組やったのかも)だが、伝記、書誌、写真など、けっこう充実している。
Le serveur de Gallimard
ガリマール書店。書籍目録、検索もあり。
Projekt Gutenberg-DE
膨大なドイツ文学テキストアーカイブ。
Eine Paul Celan Web-Seite
ウィスコンシン大学ドイツ語科のパウル・ツェランのページ。作品、英訳作品も少しずつある。
Fernando Pessoa - Obra Poetica
ロートレアモン全集と同じ人が作っているペソアのホームページ。ポルトガル語。
Online Russian Library at Oregon State University
ロシア語テキストアーカイブ。PKZIPで圧縮されたKOI8フォーマットのテキスト。マンデリシュターム、パステルナークらの名前があるが、中身がどういうものなのかはわからない(ロシア語に無知なもので^^;)
Turkish Poetry Home Page
ヒクメットなどのトルコの詩を原語と英語で紹介している。
Lithuanian Poetry
リトアニアの詩人のアンソロジー(英訳)
Mekas Homepage
ジョナス・メカス。彼の映画作品のビデオを注文できる。
Belarusian Poetry
ベラルーシの詩人のアンソロジー。英訳はわずか。ローマ字バージョンとキリル文字バージョンがある。
Wislawa Szymborskas Home Page
96年のノーベル文学賞を取ったヴィスワヴァ・シンボルスカ関連の情報をまとめたホームページ。英語、ポーランド語の作品をまとめたアイオワ大学のページや、ノーベル賞受賞を伝えるCNNのページなどへのリンク、シンボルスカ以外のポーランド詩人のページへのリンクなどが含まれている。
Greek Poetry in English translation
3人のギリシャ詩人の英訳アンソロジー。詩人のプロフィールはない。
北島と中国現代詩
雑誌「今天」に拠った北島らの中国現代詩を解説する小さなページ。北島インタビューのリンクが死んでいるのが残念。英訳の北島詩が1つある。
牛波
日本在住の詩人にして美術家、牛波の美術作品を紹介するページ。このページを含む塩入敏治さんのページは、現代美術をコンパクトに紹介するすばらしいサイトです。
中国古典詩
こちらは同じ中国詩といっても、日本語では漢詩と呼ばれるタイプのもの。中国語フォントがなくても、漢字表示してくれるページあり。中国語での朗読があるところがよい。
海外の谷川俊太郎ページ
Selected Short Proseには、ボードレール、ボルヘスと谷川の「沈黙の部屋」(『21』所収)の英訳が入っている。The Kathmandu Post Local News 96/12/18には、カトマンズに日本詩の大御所、谷川俊太郎と新世代の代表的な詩人、佐々木幹郎が来たという記事がある。Naked Poems by Shuntaro Tanikawaには、『はだか』の英訳詩集の広告が載っている。
海外の吉増剛造ページ
ブラジルのギタリスト、Ziqueのページには、吉増が参加したレコードの広告が載っている。Editora da Unicampには、吉増の詩の翻訳(ポルトガル語?)が載っているらしい本か雑誌の写真がある。
海外の日本現代詩のページ
チューリッヒ大学のアジア研究という紀要(だと思う)には、石垣りん、吉岡実、黒田三郎、鮎川信夫らを研究対象とした論文らしいタイトルが載っている。小海永二による研究論文のタイトルもある。
Poetry International '95 Rotterdam
95年に開かれた国際的な詩のフェスティバルの案内ページ(もうない)。96年版は見付けたが、97年版がわからない。
Book Stacks Poetry
洋書の通信販売、オンラインブックの配布などを行っているBook Stacks Unlimited. Inc.の詩のコーナー。フレーム対応のブラウザが必要。新刊案内はもちろん、詩のコンテストなどもやっている。
The WWW Bible Gateway
聖書を読むためのインターフェイス。6種類の英訳のほか、スウェーデン語、ドイツ語、ラテン語、フランス語、スペイン語、タガログ語があり、特定の単語で検索したり、書名を指定して読んだりすることができる。このインターフェイスに対するインターフェイスも作ってみたので、このページに行って戸惑ってしまった方は使ってください。
Oxford English Dictionary, Second Edition
オンライン版OED。ただし、まだ工事中なので、パスワード認証が必要(つまり一般人は利用できない)。

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