神のすがた



慈悲、憐憫、平和、愛。あらゆる者は、
苦しみのうちにこれらを求めて祈り、
これら歓びの美徳に
感謝の気持ちを返す。

なぜなら、慈悲、憐憫、平和、愛は、
我らの父、神だから。
そして、慈悲、憐憫、平和、愛は、
神のいとし子、人間にほかならない。

なぜなら慈悲は人の心、
憐憫は人の顔、
愛は人の神聖なかたち、
平和は人の衣装。

だから苦しみのうちに祈る
あらゆる土地のあらゆる者は、
慈悲、憐憫、平和、愛
人の神聖なすがたに祈る。

相手が異教のトルコやユダヤであっても
人は人のすがたを愛さなければならない。
そこには慈悲、憐憫、愛が住み
神も住んでいるのだから。





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