瞬きながら 私はそんな重荷にたえられない キラキラ光り あなたの茂みから あなたが溶岩のように 流れ出ている あなたのえもいわれぬ匂い 私はその匂いが好きだ あなたの赤い肌に うぶ毛がぴったりと はりついている あなたの崩れた笑顔が 私の前で動かない 私は殆ど吐き気を感じている 父親の上に胡坐をかいて 油を売っているあなた あなたには恥もなく 隠したくなる場所もない 私は危ない道でつんのめった あなたのたっぷりと余った身体を借りて 私は長い夢を見よう