刺青のような



左腕の肩から肘にかけて、 内側の部分だけど、 大きく内出血のあとがある。 まるで江戸時代の罪人が 腕に入れられた刺青さ。 気持ちわるいから、 他人様には見せないけど、 記念に写真を撮っておいた。 言わなくてもいいことほど、 言いたくなるんだなあ。


(C) Copyright, 2000-2017 NAGAO, Takahiro
|ホームページ||詩|
|目次||前頁(分水嶺)||次頁(2週間後)|