作者のふるさと、秩父への思いをこめた一句です。石を投げれば父も母も、そして父祖の霊も散ってしまうだろう、というのです。ふるさとへの愛憎を読みとることができます。「投らば」は「ほうらば」。(酒井弘司)
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