螳驛ス螳ョ蜥瑚憶縺ョ句

November 17111996

 熱燗うまい父は学費にこれを削りき

                           宇都宮和良

音の連なりで、俳句というよりも短歌の味わいである。破調というのでもない。作者には、ここまで言わずに、同じ中身をなんとか五七五のなかで踏ん張って欲しい気がするが、文体からして、そういうことには無頓着な人かもしれないとも思った。いずれにしても、心情はよく伝わってくる。日本酒が苦手な私にも、もちろんよくわかる。(清水哲男)




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