訳詩集
著者=ヘイデン・カルース(かるーす へいでん)/訳者=沢崎 順之助(さわざき じゅんのすけ)、D・W・ライト(らいと でぃー だぶりゅー)
装幀=青山 杳 装画=浜田 洋子
当節の献辞 | 16 | ||
『虎などなにも』(一九六五年)より | |||
自由と法則 | 18 | ||
『クレイ・ヒル・アンソロジー』(一九七〇年)より | |||
ハイク詩(抄) | 24 | ||
『雪と岩から、混沌から』(一九七三年)より | |||
かれらに代わって | 32 | ||
必要なもの | 35 | ||
峡谷 | 39 | ||
夜の雄牛 | 41 | ||
緊急の干し草作り | 45 | ||
干し草梱包機 | 51 | ||
分かった、思い出す、しかしどうすることができよう | 53 | ||
か細すぎて | 56 | ||
夕暮れ | 58 | ||
『暗い世界』(1一九七四年)より | |||
二度目の出会い | 62 | ||
グリーン・マウンテン牧歌 | 65 | ||
『ブルーミングデイル文書』(一九五三年執筆、一九七五年刊行)より | |||
ブルーミングデイル文書(抄) | |||
『兄弟よ、きみたちすべてを愛した』(一九七八年)より | |||
フォレスター湖のアビ | 90 | ||
砲撃が始まったとき | 93 | ||
随想 | 95 | ||
人の死を悼んで | 98 | ||
山小屋 | 100 | ||
石についての随想 | 104 | ||
簡明に | 110 | ||
マーシャル・ウォッシャー | 113 | ||
カラスの目じるし | 129 | ||
詩人 | 134 | ||
パラグラフ集(抄) | 137 | ||
『この叫び声を歌と呼ぶなら』(一九八三年)より | |||
マーヴィン・マケイブ | 140 | ||
キイチゴの季節の熊 | 150 | ||
ネズミ | 155 | ||
境界線 | 156 | ||
がらくた | 161 | ||
悲しみの歌 | 163 | ||
孤独 | 170 | ||
小川と岩について | 187 | ||
月の入り | 189 | ||
『アスファルト田園詩』(一九八五年)より | |||
マージ | 192 | ||
洞窟壁画 | 219 | ||
『北アメリカ最古の殺された湖』(一九八五年)より | |||
北アメリカ最古の殺された湖 | 226 | ||
不自然不淘汰 | 228 | ||
断片 | 230 | ||
花の言葉、とやら | 231 | ||
チコリの花 | 233 | ||
ベゴニアのリズムに乗っての自信回復余談 | 235 | ||
歌――古い古い人間 | 241 | ||
歌有名なアメリカの風景 | 244 | ||
歌贅沢 | 246 | ||
『ソネット集』(一九八九年)より | |||
肉 | 250 | ||
思想家 | 251 | ||
罪 | 253 | ||
交替 | 254 | ||
微積分 | 255 | ||
コルトレーン | 256 | ||
おののき | 258 | ||
『白鷺が夜明けに飛びたち、 蛍光色の川を越えて遠い島をめざして 飛びつづけるもようをもういちど語り聞かせて』(一九八九年)より | |||
非行性飛行船 | 260 | ||
サザン鉄道がドッグ鉄道となんとか交差する 三十七丁目インディアナ街での天候の結合に関する評論 | 263 | ||
愛する者同士がいっしょに静かに寝ていると ふと相手の鼓動に気づくときがある | 266 | ||
不可解で不可欠な詩 | 268 | ||
苦悩が中国古典詩人らによって克服されることについて | 271 | ||
午前五時に始まる生き延びかたの道タオ | 273 | ||
よう、大先輩のオヴィディウス、できればちょっと | 276 | ||
絶対者の唯一現象を夢想のなかで得ること | 279 | ||
引き続いて神の恩寵についての考察はなし | 281 | ||
結局はどうだろうと、そしてそのままに、というあの美しい言葉 | 283 | ||
ユヌ・プレザンス・アブソリュ(ある絶対的存在者) | 287 | ||
ペンシルヴァニア州ルイズバーグはどのようにして復讐天使から逃れたか | 288 | ||
地下では闇が光 | 289 | ||
新作詩篇より(一九八六年――一九九一年) | |||
ひとり暮らし(抄) | 294 | ||
使者 | 304 | ||
死についての随想 | 307 | ||
沈黙 | 328 | ||
セックス | 330 | ||
どうか若い娘よ | 334 | ||
宿題 | 336 | ||
ルネサンス | 339 | ||
神々 | 343 | ||
作品十三 | 345 | ||
倒木 | 347 | ||
十字架刑 | 351 | ||
三つの歌 | 354 | ||
レイ | 358 | ||
なに一つ | 361 | ||
薪の煙 | 364 | ||
『炒り卵とウィスキー』(一九九六年)より | |||
午前五時三十分 | 366 | ||
バースデーケーキ | 368 | ||
カリフォルニア | 371 | ||
杜甫と過した夏(抄) | 375 | ||
遺言 | 385 | ||
四十五歳 | 388 | ||
ぼく、ぼく、ぼく | 390 | ||
収容所(抄) | 393 | ||
備えをせよ | 400 | ||
小さな市民よ、小さな生存者よ | 403 | ||
ヘイデン・カルース――未来への贈り物 | D・W・ライト/金子弥生訳 | 406 | |
あとがき | 沢崎 順之助 | 414 | |