エッセイ集
著者=和田 忠彦(わだ ただひこ)
装幀=松浦 寿夫
「とほくて近い」―支点の強度を考えるために | 5 | |
イタリアのKawabata―川端康成、吉本ばなな、ジョルジョ・アミトラーノ | 16 | |
「無位」であること―リービ英雄 | 30 | |
「そのコ」のいるところ―ぱくきょんみ | 43 | |
交叉する声―アントニオ・タブッキ・内田百閒 | 58 | |
夢の絵柄―イタロ・カルヴィーノ | 72 | |
批評の理由(わけ)―カルヴィーノ、ボルヘス、エーコ | 87 | |
裁かれた小説―ピランデッロ、ボルヘス | 102 | |
すべての事実は―荒川洋治、カルヴィーノ | 116 | |
セルロイドの跡―モラヴィア、タブッキ | 131 | |
スクリーンのささやき―ヴィスコンティ、山田稔 | 146 | |
情を抒ベる―アーサー・ビナード、ミラン・クンデラ、清水哲男 | 161 | |
詩が生活―四元康祐 | 177 | |
空想の路線図―ティム・パークス、小池昌代、四元康祐 | 194 | |
旅する声―武満徹、イサム・ノグチ、小池昌代 | 209 | |
すべてがはじまる場所―デ・キリコ、レンプラント、バッラ、フォンターナ | 224 | |
音をはかる―ルネ・マグリット、土門拳、ロベルト・ロンギ、吉田喜重、宮川淳 | 238 | |
遠まわりして聴く―エウジェニオ・モンターレ | 253 | |
ことばを生む音―天野忠、ヴェルディ、ジェーン・カンピオン、アイザック・ディネーセン | 267 | |
あとがき | 280 | |