詩の言葉の裏側にさわる入沢康夫&藤井貞和 |
言葉が、その選択や配列によっては、途方もない感動や衝撃を生むことがある。すぐれた詩人で、古今の日本語に通暁した藤井さんとの対談では、その秘密について語り合いたい。 (入沢康夫) 入沢さんと言えば、現代詩の構造、長編詩、そして引用と、それら硬派であることのおくの軟体のうごめき、語から垂れさがる世界性と日本語性との接触、表語意識と無意識との複層態、どれをとっても革命児である (藤井貞和) |
講師紹介◆入沢康夫(いりさわ やすお) 1931年松江生まれ。詩人。主な詩集『遐い宴楽』(萩原朔太郎賞)『唄──遠い冬の』(毎日芸術賞)『漂ふ舟』(現代詩花椿賞)『夢の佐比』『歌──耐へる夜の』『水辺逆旅歌』(歴程賞)『死者たちの群がる風景』(高見順賞)『駱駝譜』『牛の首のある三十の情景』『わが出雲・わが鎮魂』(読売文学賞)『ランゲルハンス氏の島』『倖せ それとも不倖せ』、評論『詩の逆説』『詩にかかわる』『詩的関係についての覚え書』『ネルヴァル覚え書』『宮沢賢治プリオシン海岸からの報告』など。近刊詩集『アルボラーダ』。 ◆藤井貞和(ふじい さだかず) 1942年東京生まれ。詩人、国文学者。主な詩集『ことばのつえ、ことばのつえ』(高見順賞・歴程賞)『「静かの海」石、その韻き』(晩翠賞)『ハウスドルフ空間』『悲しみをさがす詩』『明るいニュース』『ピューリファイ、ピューリファイ!』『ピューリファイ!』『ラブホテルの大家族』『日本の詩はどこにあるか』『乱暴な大洪水』、評論『自由詩学』『反歌・急行大和篇』『言葉の起源』『湾岸戦争論』『物語文学成立史』『詩の分析と物語状分析』『源氏物語論』ほか。近刊詩集『神の子犬』。 |
日時 : 2005年9月3日(土) 19:00〜 会場 : ジュンク堂書店池袋本店4階喫茶室 入場料: 1,000円(ドリンクつき) 定員 : 40名 申し込み受け付け: ジュンク堂書店池袋本店1階案内カウンターにて。電話予約承ります。
TEL.03-5956-6111 FAX.03-5956-6100 |
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