【編集後記】 |
今月は2号出すことになった。ものすごく遅れたり、早まったり、雑誌の出し方としてはうまいやり方ではないかもしれないが、僕自身はこの小冊子を出すことで、編集することを楽しみ、DTPを楽しむ。そして自分の書く方向を徐々に決めていくという意味を持たせようとしている。なにか、楽しく(不気味にでもいい)生成していく場所、Internetと連動することによって、その感触は少しずつはっきりしてきている。気分の揺れや過ぎていく生活の時間の中に、書くのに集中するための輪郭線が炙り出されてくるのはどの書き手でも同じかもしれないし、すでに集中点が明るく見えている方もいるだろう。というか、それを逃さないような心身の状態が敏感に反応できていればいいのだと思う。いつも書くが、読者諸氏にはHomePageも覗いてくださると幸いである。(清水鱗造) |