木に日が当たって影ができているのが好きだ。 影はもとの木の比喩。 花がまとまって咲いているのが好きだ。 ひとつの花はほかの花の比喩。 同じところもあるし 違うところもある。 まあ、まったく同じものなんて ないんだけれど。 少し同じものが繰り返し顔を出すと それがリズムになる。 リズムは呼吸の比喩。 生きているってたぶんそんなところ。