小さいころ、 まわりにはお父さんがいて、お母さんがいて、 ほかにもいろんなおじさん、おばさんがいて、 ずっとそういう世界が続くもんだと思ってたなあ。 もう誰もいない。 (父はいるけど、もう何も覚えてない) そして気がついたら、 自分がおじさんになってたよ。 そういうことだったんだなあ、 時間がたつって。 あの頃より世の中が暗い方に向かってるのが 困ったもんだけど。