ver.2.0以降のすべてのGUIフロントエンドは、「.batロード」、「.bat保存」コマンドを持ちます(管: pipelineの場合は「ロード」「保存」)。メインダイアログボックスにこれらのコマンドが表示されていない場合でも、右クリックしたときに表示されるコンテキストメニューには含まれています。
管以外のGUIフロントエンドの場合、保存されるのは、ドラッグアンドドロップや「コピー」コマンドでエキスポートされるデータと同じです。
管の場合、パイプライン全体を保存することも、パイプラインを構成する個々のアイテムを保存することもできます。メインダイアログ内でアイテムが選択されていない場合には、無条件でパイプライン全体を保存します。メインダイアログ内に複数のアイテムがあり、しかもそのなかのどれかが選択されている場合、「保存」コマンドを選択すると、次のようなメッセージボックスが表示されます。
「はい」、「いいえ」を選択すると、それぞれ全体、選択されているアイテムが保存されます。保存されるファイルの形式については、「コマンド行情報のやり取りの仕組み」を参照してください。
「.bat保存」コマンドで保存された.batファイルは、そのファイルを作成したGUIフロントエンドと管、行(cmdline)でロードできます。「.batロード」ボタンを押すと、次のように、Windows標準の「ファイルを開く」ダイアログボックスが表示されます。ロードできる.batファイルかどうかは、アイコンを見ればわかります。管、行以外のGUIフロントエンドの場合は、同じアイコンで表示されている.batファイルはロードできます。管、行の場合は、PCKの漢字アイコンになっている.batファイルならどれでもロードできます。ただし、行以外のアイコンで表示されている.batファイルを行でオープンし、編集、保存しても、新しい.batファイルは行以外ではオープンできなくなりますので注意してください。
.batファイルは、「.batロード」ボタン以外の方法でもロードできます。エクスプローラ(下図参照)から適切な.batファイルをドラッグ、コピーしてきて[Ctrl]キーを押しながらドロップ、ペーストするか、エクスプローラで適切な.batファイルをダブルクリックしたときにも、.batファイルのロードが行われます。また、テキストエディタで適切な.batファイルをオープンしてその内容全体をコピーし、GUIフロントエンドの「貼り付け」コマンドを選択する方法でも、.batファイルの内容をGUIフロントエンドに読み込ませることができます。