花々に和を講じながら
初子として咲き煩う
所期の明滅している星図を
ゆらゆらと開け閉てする
振り向きは常に荒い
暖房を利かせて足蹴を編む夜が続く
私は輪にならない
道に全幅の不信を置いて渡った
すぼまっていく女たち
海を割る挙手は廃れ
街上で風足は棒のように折れる
颯々と地理を脱いでいく
みっちりサボタージュを積んで
不運まかせのゲームに冷めてるよ
端から腑に落ちない偶像ばかり
それはもうモダーンな、昼下がり
わたしたちは何紛いであるか
光を目深に被って
いったい何を隠しているのだ
Booby Trap No. 28
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