2022年9月17日 / 最終更新日時 : 2022年9月17日 長尾高弘 書きもの 芥川龍之介と資本主義 資本主義社会は会社が支えている。会社は従業員に給料を払い、株主に配当を払う。給料は経費だから少なければ少ないほどよい。配当は利益処分だから利益が大きければ大きいほど多くなる。会社は利益を大きくすることを目指す。だから給料 […]
2022年9月11日 / 最終更新日時 : 2022年9月11日 長尾高弘 エッセイ 濃厚なメッセージ―鈴木ユリイカ詩集『サイードから風が吹いてくると』『私を夢だと思ってください』『群青くんと自転車に乗った白い花』 二九年ぶりの詩集だという。それだけの年月をかけて書き溜められた作品群を整理するのは容易なことではなかっただろう(たぶん、今回は捨てられた作品もかなりあると想像する)。一冊では分厚くなりすぎて読みにくいので三冊、それも原 […]
2022年9月6日 / 最終更新日時 : 2022年9月6日 長尾高弘 エッセイ 村岡由梨詩集『眠れる花』―詩の言葉が生まれる瞬間 1 浜風文庫で村岡さんの詩を初めて読んだのはいつだったかもう忘れてしまったし、どの作品を読んだのかも覚えていないが、これはすごいと思ったことは間違いなく覚えている。近頃なかなかない衝撃だった。今年(2021年)の春にち […]