2023年6月6日 / 最終更新日時 : 2023年6月8日 長尾高弘 エッセイ 井手綾香: stepping stonesを渡った先 「井手綾香の選曲によるメッセージ?」という文章を書いてからもう2年もたった。その後も彼女の活動はチェックしてきた。でも、2021年3月から2022年7月までの1年4か月ほどは一気に飛んでしまってもよいだろう。この間にも […]
2022年9月11日 / 最終更新日時 : 2022年9月11日 長尾高弘 エッセイ 濃厚なメッセージ―鈴木ユリイカ詩集『サイードから風が吹いてくると』『私を夢だと思ってください』『群青くんと自転車に乗った白い花』 二九年ぶりの詩集だという。それだけの年月をかけて書き溜められた作品群を整理するのは容易なことではなかっただろう(たぶん、今回は捨てられた作品もかなりあると想像する)。一冊では分厚くなりすぎて読みにくいので三冊、それも原 […]
2022年9月6日 / 最終更新日時 : 2022年9月6日 長尾高弘 エッセイ 村岡由梨詩集『眠れる花』―詩の言葉が生まれる瞬間 1 浜風文庫で村岡さんの詩を初めて読んだのはいつだったかもう忘れてしまったし、どの作品を読んだのかも覚えていないが、これはすごいと思ったことは間違いなく覚えている。近頃なかなかない衝撃だった。今年(2021年)の春にち […]
2021年8月26日 / 最終更新日時 : 2021年8月26日 長尾高弘 エッセイ 長田典子『ふづくら幻影』読書メモ 『ふづくら幻影』は、作者が幼少時に暮らし、人造のダム湖である津久井湖の底に沈んだ旧神奈川県津久井郡中野町不津倉にまつわる詩作品を集めた詩集である。以下は、個々の作品の感想。まだ詩集を読まれていない方は、先に詩集を読んだ […]
2021年4月22日 / 最終更新日時 : 2021年5月25日 長尾高弘 エッセイ 井手綾香の選曲によるメッセージ? 去年(2020年)の春先に人に教わって井手綾香というシンガーソングライターのことを知った。私も00年代にはそれなりにJ-POPも聞いていて、当時まだ潰れていなかった地元のCDショップでMONGOL800の『Messag […]
2021年1月31日 / 最終更新日時 : 2021年1月31日 長尾高弘 エッセイ 詩の源流 (以下は、小熊昭広さんが主催されていた「無意味な意味の尾形亀之助読書会」に2014年3月に呼んでいただいて話した内容で、もとの記録は https://bit.ly/3iSbt2G に掲載されています。小熊さんの「あとがき […]
2021年1月21日 / 最終更新日時 : 2021年3月3日 長尾高弘 エッセイ 新井知次さんの詩 新井さんと知り合ったのは4年前の2016年、洲史さんに誘われてつづき詩の会に参加したときだ。洲さんとは前の年に尾内達也さんが主催された都内の朗読会で初めて会って、住所が近所だということを知ってお互いに驚いたのだった。私 […]