2009/5/24
(2.3.0.2)
管(pipeline)の「編集」ボタンでリストアイテムを編集し、「OK」ボタンで戻ってくると、そのときのウィンドウサイズが記憶されてしまい、ウィンドウサイズを変更できないGUIフロントエンドを正しい表示に戻せなくなるという問題点を修正しました。これらのGUIフロントエンドを使われる方は、お手数をおかけしますがこのバージョンにアップデートしてください。
すでにサイズが縮んでしまったGUIフロントエンドがある場合は、添付のpck_regfix.exeを実行していただければ、レジストリに書かれたサイズ情報(サイズ変更できないすべてのGUIフロントエンドのもの)が消えますので、ダイアログの下の方が表示されないというトラブルは解消できます。ただし、該当するすべてのGUIフロントエンドのサイズ情報はリセットされて、みな画面の左上隅に表示されるようになってしまいます。もちろん、1度起動、終了したら、その終了時のサイズを覚えてそこに表示されます。不便をおかけしますが、これでよろしくお願いいたします。
2009/4/6
(2.3.0.1)
縮小表示のときに、管(pipeline)、行(cmdline)、阿(awk)、珠(perl)、錦(python)、紅(ruby)、瀬(sed)のタイトルとして表示されるものを変更しました。管(pipeline)についてはバッチファイル名、行(cmdline)についてはコマンド行、その他のものについてはスクリプトファイル名から6字前後の文字列を表示します。
2009/3/31(2.3.0.0)
すべてのGUIフロントエンドに「縮小表示」機能を追加しました。また、テキストデータをGUIフロントエンドにドロップしたとき、そのテキストをオプションとして解釈するのではなく、入力ファイルとして処理するように変えました。[Shift]キーを押しながらドロップすれば、従来と同じように、オプションとして解釈させることもできます。このついでに、GUIフロントエンドは、前回終了時の位置に表示することにしました。
管(pipeline)を最小化してから通常表示に戻すときに、最小化前に表示されていた起動ボックスが消えてしまうことがありましたが、それを修正しました。
珠(perl)の「設定」ダイアログで「標準出力のためにエディタを起動しない」を選択しても、その通りになっていませんでしたが、それを修正しました。
珠(perl)、錦(python)、紅(ruby)のコンテキストメニューに「入力クリップボード」、「出力クリップボード」を追加しました。
字(od –s)の初期状態で有効になっているべきでない「実行」ボタンが有効になっていたのを有効にならないように修正しました。
設(pcksetup)が換(auc)を認識していなかったのを修正しました。なお、Vistaでは管(pipeline)の起動ボックスから設(pcksetup)を起動しようとしても起動できないようですが、これは修正していません。設(pcksetup)はデスクトップアイコンかスタートメニューから起動できるようにしておいた方がよいようです。
2008/5/13(2.2.2.1)
ot32ext.dllがいつの間にか効かなくなっておりましたが、それを修正しました。
Windows Vistaで見(sb)の起動時にエラーボックスが表示されていましたが、それを出ないようにしました。これ以外にWindows Vistaとの互換性問題はないだろうと思います。
2007/4/23(2.2.2.0)
ran.exe、fortune.exe、randstr.exeの出力がよりランダムなものになるように修正しました。
阿(awk)、珠(perl)、錦(python)、紅(ruby)で、スクリプトファイルのパスにスペースが入っていると、一部のテキストエディタでスクリプトファイルをオープンできなくなっていましたが、その不具合を直しました。
管(pipeline)のメインダイアログで探(findstr)、覧(dir)をダブルクリックすると、編集用ダイアログがオープンされるのではなく、ランタイムエラーを起こしていた不具合を直しました。
差(diff)で--dosオプションを指定できるようにしました(http://www.fsci.fuk.kindai.ac.jp/kakuto/soft.html参照)。
見(sb)の「設定」ダイアログでフォントサイズを10ptにしようとすると、表示が乱れることがありましたが、それを直しました。
2006/5/30(2.2.1.9)
珠(perl)、錦(python)、紅(ruby)のスクリプトファイルを選択するとき、すでに何らかのスクリプトファイルを使っているときには、「スクリプトファイルの選択」ダイアログの「ファイル名」エディットボックスにそのスクリプトファイル名が表示されるようにしました。
2006/3/5(2.2.1.8)
木(tv)と見(sb)に、クライアント領域内で選択されている文字列をコマンド行として実行するコマンドを追加しました。たとえば、画面内にcdという文字があるとき、それを選択して[Ctrl]+[E]を押すと、cdコマンドを実行して、実行結果を指定されたエディタに出力します。
2005/11/25(2.2.1.7)
今さら大変に情けない話ですが、管(pipeline)でコマンド行にパイプ記号が含まれているときにコマンドと入力ファイルの間にスペースが入らず、コマンド行を実行できなくなってしまうバグを取り除きました。
2005/3/10(2.2.1.6)
木(tv)のParentコマンド([p]キー)に数値指定を追加した形のParentsUpコマンドを追加するとともに、逆方向のChildrenDownコマンド([w]キー)を追加しました(Parentコマンドに対応するChildコマンドも追加しました)。GrandParentコマンドに対応するOffspringコマンド([W]キー)も追加しました。
瀬(sed)の「追加」ボタンでスクリプトファイルを選択しようとしたときに、フォルダの表示がマニュアル通りにならないバグ、[Shift]キーを押しながらのドラッグアンドドロップでも、スクリプトファイルではなく入力ファイルだと解釈されてしまうバグを取り除きました。
阿(awk)にバッチファイルを与えて起動しようとすると、GPフォルトを起こすバグを取り除きました。
2005/2/10(2.2.1.5)
木(tv)と見(sb)に、検索パターン入力ウィンドウ表示時にIMEを自動オープンするための「設定」ダイアログオプションとキーボードコマンド(IMEOpen)と大文字小文字の違いを無視するオプションのための「設定」ダイアログオプションを追加しました。また、「設定」ダイアログの誤動作を修正しました。
木(tv)に「状態の保存」「状態のロード」コマンドを追加しました。
2005/2/7(2.2.1.4)
管(pipeline)で入力ファイルを指定したときに、ファイルの前にパイプ記号が入ってしまい、入力ファイルを処理できなくなってしまうというとんでもないバグを取り除きました。2.2.1.3をダウンロードしていただいた方には、大変ご迷惑をおかけしまして申し訳ありません(2.2.1.2以前にはこの問題はありませんでした)。
木(tv)に、ChangePaneコマンド([I]キー)、選択位置を変更しない指定行への移動コマンド、選択されている行への移動コマンドを追加しました。
見(sb)で、ウィンドウが空の状態で空のコマンド出力を送ると、それ以降そのウィンドウには何も出力できなくなっていたバグを取り除きました。
ところで、ある方から、このシステムではまったく出力が得られないというメールをいただきました。その方に状況をお尋ねしたところ、spawn.exeが動作していないようだということがわかりました。spawn.exeが動作しなければ、システムの大黒柱が折れているようなものでして、このシステム全体がただのゴミになってしまいます。作者手持ちの3台のマシン(Windows 98、Windows 2000、Windows XP)では問題なく動作しておりますので、なぜ期待通りに動作しないのか、まだ把握しかねておりますが、ほかにも同じような症状を経験されている方がいらっしゃいましたら、お知らせいただければ(さらに、デバッグにお付き合いいただければ^^;)幸いです。
2004/12/2(2.2.1.3)
管(pipeline)で、コマンド行が空の状態で出力ファイルを指定した時に、出力ファイルへのリダイレクトのみのコマンド行が作られてしまうバグ、「クリーン」ボタンを押すと入力ファイルリストも空になるはずなのに、「入力ファイル」ダイアログの表示には入力ファイルが残ってしまうバグを取り除きました。
Windows 9xでスペースの入ったパス上のファイルへの出力を指定した時に、spawn.exeがエディタに出力ファイルを表示できなくなるバグを取り除きました。
管(pipeline)の起動ボックスから板(boardu)が起動できなくなるというおそらく最近のXPのみでの問題に対処しました。
木(tv)と見(sb)に指定行への移動コマンドを追加し、左右スクロールコマンドを大小2段構えにするとともに数量指定できるようにしました。また、タイトルバーにdefault以外の設定名を表示するようにしました。
木(tv)に、選択位置を変更しないスクロールコマンドと、画面最上行のアイテムの選択コマンドを追加しました。また、手許の穴あけ機を使った時に不都合だったので(!?)、木(tv)の印刷コマンドにおけるマージンをずらしました。
2004/11/20(2.2.1.2)
見(sb)に行の折り返しの有無指定機能を追加し、それに伴い、左右の水平スクロールコマンドを追加しました。また、垂直スクロールコマンドは、行頭への移動付きのものとそうでないものとで2通りの動作をサポートしました。
2004/11/15(2.2.1.1)
木(tv)の木構造展開、圧縮コマンドに数量指定機能を付けました。
木(tv)と見(sb)の内容編集コマンドで使われるエディタコマンド行を指定できるようにしました。起動時の表示位置を指定できるエディタでは、見のウィンドウに表示されている位置や木で選択されているノードをすぐにエディタに表示できるようになりました。
Windows 9x系のシステムで見(sb)の日本語表示が化ける問題に対処しました(たぶん、2.2.0.1からそうだったはずですが、気付きませんでした。申し訳ありません)。
2004/11/10(2.2.1.0)
木(tv)に空でない親子ノードへの移動コマンドを追加しました。
2004/11/3(2.2.0.9)
木(tv)に前後の子を持つアイテム(表示されている中で、表示されていないものも含めて)へのジャンプコマンド、叔父、叔父がいなければ大叔父へのジャンプコマンド、1つ前に選択されていたアイテムへのジャンプコマンドを追加しました。印刷文書のタイトルを指定するTitle=コマンドを追加しました。いつの間にか動かなくなっていた[!]キーを復活させました。空の状態で[t]、[T]、[J]、[K]などのキーを押すと壊れていたバグを修正しました。
木(tv)と見(sb)のopen=コマンドで存在しないファイルを指定した時のエラーメッセージをまともなものに変えました。
2004/10/26(2.2.0.8)
木(tv)に印刷機能を追加しました。GlobalPrev、GlobalNextコマンドをnumSameLevelItemsUp、numSameLevelItemsDownに改め、数を指定できるようにしました([t]、[T]キーの先頭にも数字指定ができるようになりました)。空ノードが選択されている状態で検索すると壊れるバグを直しました。「更新」コマンドが正しく動作していなかったのを直しました。
2004/10/18(2.2.0.7)
木(tv)にウィンドウ分割機能を追加しました。
fold.exeとexpand.exeで、タブの文字数として0を受け付けられるようにしました。
2004/10/14(2.2.0.6)
木(tv)に1アイテム上または下への移動([J]、[K])、親アイテム([p])、ルートアイテム([P])への移動コマンドを追加しました。カーソル移動時にスクロールする必要が特になければスクロールしないようにしました。追加モードで新ファイルをオープンした時に、表示が自動的に圧縮されていましたが、圧縮されないように変えました。「更新」コマンドの自動圧縮もやめ、従来の機能は「更新して圧縮」コマンドに移しました。また、[t]、[T]キーによる移動が時として非常に遅くなるのを若干改善しました。Windows 9x系のシステムでロードに失敗して表示が乱れるエラーに一応対処しました。それに関連して、たぶんテキストのロードが速くなりました。木(tv)と見(sb)で、設定ダイアログクローズ後に表示位置、ウィンドウサイズを変更するのは、位置・サイズの設定を操作した時だけにするようにしました。
2004/10/9(2.2.0.5)
行頭にインデントの付いているテキストファイルをツリービューの木構造で表現する木(tv)を追加しました。
見(sb)のテキスト編集機能がWindowsのいくつかのバージョンで動作しなかったバグ、Windowsのいくつかのバージョンで追加モードにしてもデータを追加できなかったバグ、その他細かいバグをいくつか取り除きました。
2004/9/16(2.2.0.4)
見(sb)の「編集」メニューに「改行追加」コマンドを追加し、キーボードコマンドのAddLFと[M]キーでも同じ効果が得られるようにしました。
2004/9/9(2.2.0.3)
見(sb)の「表示」メニューに「一番上へ」コマンドを追加し、キーボードコマンドのTopMostと[F2]キーでも同じ効果が得られるようにしました。板(board、boardu)の「一番上へ」コマンドにも[F2]キーインターフェイスを追加しました。
2004/9/3(2.2.0.2)
見(sb)にキーボードコマンドのTop、Bottom、Left、Rightを追加しました。
2004/7/8(2.2.0.1)
見(sb)でファイルのロードにかかる時間をある程度短縮しました。また、複数ファイルを貼り付け、ドロップした時に、それらのファイルをアルファベット順に並べるようにしました。キーボードコマンドのIgnoreCase、CaseSensitiveを追加し、正規表現検索で大文字と小文字を区別するかどうかを指定できるようにしました。正規表現検索における[^...]の誤りを訂正しました。クリップボードにファイル情報がセットされている時に動作しなかった「編集」「貼り付け」コマンドを修正しました。
2004/6/30(2.2.0.0)
テキストブラウザであるとともに、コマンド行を実行できる見(sb)を追加しました。また、pckext.dllに見でファイルを見るためのメニューコマンドを追加しました。
spawn.exeに/lオプションを追加し、すべてのGUIフロントエンドの「設定」ダイアログに「出力の先頭にプロンプトとコマンド行を付加」オプションを追加しました。
オプションとして解釈できる文字列をドロップまたはペーストできるようにしました。
以下は細かいバグ取り。
管(pipeline)の「クリア」ボタンを押し、入力ファイルが消えた後、何らかのアイテムを追加すると、消えたはずの入力ファイルが復活してしまうバグを取り除きました。
換(auc)のメインウィンドウにオプション名を表示するようにしました。
差(diff)に2個のファイルをドロップした時に、「クリア」、「コピー」ボタンが有効にならないという問題がありましたが、それを修正しました。
選択されている項目がない時には、文(el)の「opt編集」、「除去」ボタンが無効になるようにしました。
多くのGUIフロントエンドのUIの異常(「optクリア」の異常な動作、右クリックメニューに「出力クリップボード」コマンドが含まれていないなど)をできる限り取り除きました。
2004/3/13(2.1.1.10)
管(pipeline)のタイトルバーに表示される*について、バッチファイルにはディレクトリ名も格納されることを考え、ディレクトリ表示に変更を加えたときにも表示されるように変えました。
標準入力に復帰(\r)の連続が含まれているときに、それを1個の\rに置き換えるコマンド行プログラムrmcr.exeを追加しました。Windows添付のping、tracertなどは、改行時に\r\r\nを出力しますが、rmcrでフィルタリングすれば、きれいに出力されます。
2004/2/27(2.1.1.9)
管(pipeline)のタイトルバーに表示されるファイル名について、ウィンドウがアクティブな時にはフルパスで表示するように変えました。アクティブでない時はファイル名のみの表示となります。
2004/2/26(2.1.1.8)
管(pipeline)のタイトルバーにロードされているバッチファイルのファイル名が表示されるようにしました。ロード後、何らかの編集を加えた時には、ファイル名の横にアスタリスク(*)が表示されます。
2003/10/18(2.1.1.7)
折(fold)に-Mオプションを追加しました。今までの-mオプションは、改行位置が2バイト文字の1バイト目と2バイト目の間になったときに、無条件に1バイト目よりも手前に改行を入れ、指定よりも短い行を作ってきましたが、新オプションは、逆に2バイト目の後ろに改行を入れるので、指定よりも長い行ができます。もっとも、指定された幅が1のときは、従来の-mオプションでも同様の処理を行っていましたので、-w 1のときの動作はどちらのオプションを指定しても変わりません。
2003/10/8(2.1.1.6)
行(cmdline)にファイルをドロップしたときに、いちいちダイアログボックス内のコマンド行が書き換えられてしまうようになっていたのを直しました。
2003/9/19(2.1.1.5)
NT系システムで出力ファイルを指定したときに、それらのファイルが表示されないというspawn.exeのバグに気付き、訂正しました。
換(auc)にヘッダなしUnicode出力オプション(-n)というものを追加しました。また、ファイル内にNULLコードが含まれていても、変換できるようにしました。また、フロントエンドの怪しげな動作にも訂正を加えました。
背(bg)で/Sオプションを指定できなかったバグを取り除きました。これにより、ダブルクリックするだけでクリップボードの内容を書き換えるデスクトップアイコンを作ることができるようになりました。また、コマンド行の解釈に誤りがあったのを訂正しました。
2003/9/10(2.1.1.4)
占(randstr)、並(sort)、単(uniq)で、コマンド行をコピーするときに、ファイル名をコピーする設定になっていてもコピーできなかったバグを取りました。また、単(uniq)については、入力グループボックス内の「コピー」ボタンが有効、無効になるタイミングが狂うバグも取りました。
od.exeの-sオプションの改行コードの出力が狂っていたのを直しました。ファイルの末尾にNULL文字を追加して標準出力に出力するaddnull.exeというコマンド行プログラムを追加しました。フロントエンドも特に用意していませんので、ヘルプはありませんが、--helpで何をするのかわかっていただけると思います。これを使えば、字(od –s)でテキストファイルも表示できます。だからどうしたと言われると困るのですが...
2003/6/1(2.1.1.3)
板(board、boardu)の履歴に追加するデータサイズの最大、最小の設定に、行数単位での指定を追加しました。また、検索ダイアログでヒットすべき項目がヒットしなかったバグを取りました。
前回更新でspawn.exeのなかの丁(tee)対応機能を誤って取り除いていたことに気付いたので、その部分を復活させました。
2003/4/2(2.1.1.2)
Windows NT 4で出力を表示できなくなってしまうspawn.exeのバグを取りました。また、今までNT系システムで&や&&、||が含まれたコマンド行を実行すると、テキストエディタがいくつも起動されていましたが、1つのテキストエディタ画面にすべてがまとまるようになりました。
2003/3/25(2.1.1.1a)
前回配付のpck2111.zipにauc.exeが含まれていないことが判明しました。このままでは、設(pcksetup)が正しく動作しません。今回アップロードしたpck2111a.zipには、このファイルを入れてあります。
2003/2/19(2.1.1.1)
使用条件を変更しました。
探(findstr)で/Gオプション以外の方法では、正規表現パターンを指定できないという問題を修正しました。問題点をご指摘いただき、ありがとうございます。
触(touch)でファイルが選択されているときにコピーアンドペースト、ドラッグアンドドロップを実行すると、選択されていないファイルが操作されることがあるというバグを修正しました。
収(unexpand)のドキュメントを修正しました。
2002/11/18(2.1.1.0)
月刊アスキー掲載記念に、懸案のcut.exe、paste.exe、expand.exe、unexpand.exeを追加しました。それに伴い、これらに対応するフロントエンド(切: cut、展: expand、貼: paste、収: unexpand)のアイコンの色が青になりました。
各フロントエンドの出力指定部でクリップボードへの出力を指定したときに、末尾の1バイト分が消えてしまうspawn.exeのバグを取りました。
丁(tee)の出力先として-入りのファイルを指定したときに、表示がおかしくなる問題を管(pipe line)から取り除きました(あれ? と思われるかもしれませんが、管は丁のみについては特別な知識を持っています)。
瀬(sed)の初期表示で「編集」、「削除」ボタンが有効になっていたのを訂正しました。
2002/9/14(2.1.0.3)
触(touch)の「コピー」ボタンを何度か押すと、GPフォルトを起こすという恥ずかしいエラーを修正しました。また、管(pipe line)がWindows 9x/Meでうまく動作しないことに気付き、あわてて対処しました。2.1.0.2をダウンロードされた方は、申し訳ありませんが、すぐにこちらに移行してください。
ANSI/Unicode/UTF-8の文字コード変換を行うauc.exeとフロントエンドの換(auc)を導入しました。それにともない、猫(cat)、折(fold)、頭(head)、乱(ran)、尾(tail)、単(uniq)、数(wc)の入力文字コード指定(ANSIかUnicodeか)を廃止しました。
設(pcksetup)で完全削除を行ったときに、設自身へのリンクも削除できるようにしました。
2002/9/12(2.1.0.2)
次のような問題点を修正しました。それにしても、なぜ2.1.0.1を飛ばしてしまったのか、恥ずかしながら本人にもわかりません。
設(pcksetup)の処理によって必要な場合、システムをリブートするかどうかを尋ねるようにしました。
触(touch)の操作対象をより柔軟に選択できるようにしました。
コマンド行の末尾「¥」になったときに、GUIフロントエンドが正しく動作しないのを修正しました。
管(pipe line)、丁(tee)の細かいバグを取りました。
2002/6/6(2.1.0.0)
自前のインストーラ、設(pcksetup)を追加しました。また、それに合わせてすべてのGUIフロントエンドに微修正を加えました。
2002/5/20(2.0.0.4)
2.0.0.3において、編集後のリストが変更内容を反映した形に更新されなくなるものがいくつか出てしまったので(エンバグしてしまったので:運: fortune、覧: ls、珠: perl、差: diff、並: sort)、それらを修正しました。また、2.0.0.3で変更し忘れたもの(覧: dir、覧: dir)を変更しました。
2002/5/16(2.0.0.3)
次のような問題点を修正しました。
丁(tee)の出力ファイルの最後の1字が欠ける。
「入力ファイル」ダイアログボックスで選択されているものがないのに「除去」ボタンが有効になっていることがある。
その他、リストを使うGUIフロントエンドの「編集」、「除去」ボタンに同様の問題がある。
管(pipe line)の「補助入力」、瓶(dumpbin)の「入力ファイル」ダイアログでGPフォルトを起こすことがある。
2002/5/13(2.0.0.2)
板(board)にUnicodeでデータを管理するバージョンを追加しました(boardu.exe)。このバージョンは、Windows NT/2000/XP専用ですので注意してください。なお、boardとboarduは併用できます。つまり、それぞれ別の設定を持ち、別の保存ファイルを持つことができます。しかし、boardで作った保存ファイルをboarduでロードしようとすると、問題が起きます(逆も同様)。
2002/5/9(2.0.0.1)
Windows 95/98/Meで-Uオプション付き(Unicode入力)でcat.exe、wc.exeを実行したときに問題が起きることに気付き、訂正しました。ただし、コマンド行プログラムの入力指定オプションは、どうもあまりよい設計ではないので、近いうちに廃止し、ANSI、Unicode、UTF-8の間で相互変換を行う別のフィルタを導入するつもりでおります。
択(pckbps.exe)が終了時にレジストリへの書き込みを行うようにしました。インストールに失敗しても、択を1度実行すれば、バッチファイルを起動するプログラムは自動選択されるようになります。
板(board)でリスト内のエントリを選択したときに、エントリのサイズがステータスバーに表示されるようにしました。
2002/5/2(2.0.0.0)
従来のバージョンでは、バッチファイルの形式、ドラッグアンドドロップで使われるデータの形式、管(pipe line)からの編集モードでのGUIフロントエンドの起動に使われるデータの形式がすべて別々になっていましたが、このバージョンから改良型バッチファイル形式に統一することにしました。旧バージョンのバッチファイルはまだ読めますが、基本的に旧バージョンと新バージョンの間でデータ形式に互換性はありません。そのため、ver.1.1を経由せず、バージョン番号を一気に2まで引き上げることにしました。
以上の代償のもとに次のような機能を追加しました。
1. 従来、コマンド行情報は、管以外のGUIフロントエンドから管に送ることができるだけでしたが、管以外のGUIフロントエンドもコマンド行情報を受け取れるようにするとともに、管からも情報を送れるようにしました。特に、行(command line)はすべてのGUIフロントエンドのコマンド行を受け付けるようになりました。また、管以外のGUIフロントエンドも、.batファイルを保存、ロードできるようにしました。
2. やり取りされるコマンド行情報のなかに入力ファイル情報を組み込めるようにしました。
3. ドラッグアンドドロップだけではなく、コピーアンドペーストもできるようにしました。
4. 従来、入力ファイル情報のやり取りについては、エクスプローラからPCKへのドラッグアンドドロップしかサポートしていませんでしたが、PCKからPCKへのドラッグアンドドロップ、コピーアンドペーストもサポートするようになりました。PCKからエクスプローラへのドラッグアンドドロップ、コピーアンドペーストも可能ですが、Windowsのバージョンによっては、コピーアンドペーストがカットアンドペーストになってしまうことがあるようなので注意してください。
5. GUIフロントエンドのコマンド行引数として、PCKで作ったバッチファイルを与えると、そのバッチファイルに書かれている内容を使ってGUIフロントエンドを初期化するようにしました。また、PCKで作ったバッチファイルのアイコンをPCKの漢字アイコンに書き換えるシェルエクステンション(pckext.dll)を追加しました。さらに、バッチファイルを与えると、内容を読み、適切なGUIフロントエンドを起動するpckbps.exeを追加しました。以上により、エクスプローラで漢字アイコンで表示されているバッチファイルをダブルクリックすると、適切なGUIフロントエンドが起動されるようになりました。pckext.dllは、エクスプローラのコンテキストメニューにも、管や行を起動するためのアイテムを追加します。
6. 出力をクリップボードにセットできるようにしました。これにともない、すべてのGUIフロントエンドの「設定」ダイアログに「標準出力のためにエディタを起動しない」オプションを追加しました。
7. その他、改造の過程で気付いたバグを取り除きました(しかし、新しいバグを追加しているかもしれません)。
2002/2/18(1.0.2.0)
NT系システム以外でも、spawn.exeに対して1個のデータファイル名のみからなるコマンド行を指定すると、拡張子に対応付けられているプログラムを起動し、データファイルをオープンするようにしました(従って、行でもデータファイル名を指定するだけで、同様のことができるようになりました)。行のコマンド行コンボボックスが空欄のときに、エクスプローラからデータファイルをドラッグアンドドロップすると、コマンド行コンボボックスにデータファイル名を表示するようにしました。さらに、「ファイルをドロップしたときにコマンドをただちに実行」がオンになっているときには、そのままプログラムの起動まで進むようにしました。行の「設定」ダイアログに「「送る」、空欄ドロップでフルパス名を使う」オプションを追加しました。
2002/2/13(1.0.1.0)
GUIフロントエンドのコマンド行引数を少しまじめに処理することにしました。以前から、オプションを渡すことはできましたが、入力ファイルも指定できるようにしました。管、行については、コマンド行引数によってカレントディレクトリを指定できるようにしました。
2002/2/4(1.0.0.3)
たとえばgrepの検索文字列などで、ソ、構、表など、2バイト目が\になっている文字が最後の文字になったときに、(1)コマンド行が化ける(たとえば、探(grep)の検索文字列として"表"と入力して試してみてください)、(2) 管のメインダイアログから起動したフロントエンドの表記が化ける、の2点の誤りがありました。これを訂正してあります。また、管のメインダイアログから探(findstr)を起動すると、「OK」ボタンが有効にならないというバグがありましたので、これも訂正してあります。
2002/1/28(1.0.0.0)
オリジナルリリース。